From Me * For You * For Me
気ままに詩を書いています
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2008/01/19

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〜ありがとう〜
2008/01/19 16:21


寒空の下
自転車をとばして帰ってくる
鼻や耳や指先を真っ赤にして

ただいま と言うと
コートも脱がずにまっさきに
私をぎゅっとしに来る

あったかいね って言うあなたの
冷たいすべてが可愛くて

私を愛してくれてありがとう
愛させてくれてありがとう


〜重み〜
2007/01/15 11:06


激しい逢瀬のあと
静か過ぎる余韻のなか

まっくらな闇のあいだ
かすかな瞳の光

私は
こぼれる雫をこらえられなくて
あなたをぎゅうっと抱きしめた

あなたは
涙に気付かないふりをして
私をやさしく包んでくれた

あなたのからだの重みが
私への思いの重みなんだと

瞑ったまぶたから
また粒がこぼれて流れた



〜「サカナ」〜
2006/12/27 02:28


私はあなたの
寝息を聞いてから
起こさないようにそっと抜け出して
あなたに布団を掛け直す

今夜もまた
平穏に眠りの世界へ旅立った
その事実に安堵しながら
冬の砂浜に打ち上げられた魚のような気持ちになる

何もしないでって
拒否したのは私だけど
いつもいつもいつも
あなたは私の寝顔を見ない
呼吸がしやすいようにと
無意識に背を向けて眠っている

あなたを酷く罵倒したくなって
そんな自分に嫌気がさして
冷たいフローリングに横になる

海の中は冷たいけれど
本当は温度差が少ないって知っている
水から上がれば寒いって知っている
自ら出て行けば呼吸が出来ないって知っている

本当は背を向けるあなたにしがみついてでも
体温を確かめていたいのに
ただただ冷たいだけの床に
自分の熱を吸い取らせる

微熱を下げてから何も知らないあなたの元にそっと戻る
力を振り絞ってもう一度戻る
波は迎えに来てくれやしないし
何を追い出して何を迎え入れたかなんて気付かないから

やっぱりあなたは、私に背を向けたまま安らかで、
何も気付かない。

冷たくなった心にも、気付かない。




〜鎖〜
2006/09/28 03:37


あぁ
あなたを繋ぎとめておく鎖があったならば
私は狂気に走ってしまうかもしれません

いつも笑顔でいて欲しい
いつも幸福であって欲しい
私を傍らに置いていて欲しい

あぁ
もはやあなたに望むことは叶わないと知りながら
自らの心の闇に侵されてしまうかもしれません

私にしか開けられない鍵をあなたにかけたい
解けない鎖で縛り付けておきたい
せめてうわべだけでも繋がったままでいたい

あぁ
私が自分を縛るあなたという鎖から
開放される日はいつ来るのでしょう




〜すき。〜
2006/09/02 05:20


あなたが好き。
きっと何があっても、芯は揺らがない。

私は少し飽きっぽくて、
妙なスリルを求める傾向があるけれど、
ほんとの好きは、あなたにしか言ってないんだよ。

手を繋ぐのが恥ずかしいって思ったのは、あなただけだったんだよ。

おかしいでしょ。
他の人と繋ぐのは、遊びのノリで茶化せたのに。

信じられないでしょ。
あなたと指を絡めるのに鼓動が速まるなんて。

自分から電話をせがむのがどれだけ照れるか。
自分からキスを仕掛けるのがどれほど恥ずかしいか。

そうして嬉しそうに微笑むあなたを見るのが、
どんなに誇らしくて、どんなにはにかんだ気持ちになるか。

あなたが好き。
私もう絶対に、あなたから離れない。

べったりとくっついた距離は息苦しいけれど、
手を差し出せば握り返してもらえるところにいたい。

何かあっても、すぐにあなたを引き寄せられるように。

何があっても、あなたに好きをささやけるように。





〜寂〜
2006/08/31 19:30


あなたが辛いときに
私が力になってあげられないこと

あなたは私を救ってくれるのに

あなたがイライラしているときに
私が発散させてあげられないこと

あなたは私を宥めてくれるのに

かっこ悪いところも見せてくれるようになったのは
すごく嬉しい進歩なんだけれど

行動と性格はきっとこれからも
一致しないんだろうね

あなたは芯のある人だから
私がいなくても
自分の思いはきちんと消化できてしまう

その苦しそうな辛そうな姿を
せめて目を逸らさずに見つめることしかできなくて
もどかしい慟哭に身じろぎしそうになるのを堪えて

一緒に辛さを乗り越えていけたらいい


でも本当はやっぱり
あなたの道具になれない私は寂しい






〜観念的弁解〜
2006/07/13 05:38


「あなたしか要らない」なんて
全てを否定する言葉は使えない。

「あなただけ居て欲しい」なんて
多くを否定する言葉は使えない。

私があなたと出会えたこと。
私があなたと過ごしたこと。

全てを犠牲にして手にしたことじゃないから。
多くをないがしろにして得たんじゃないから。

あなたが好き。
あなたが大事。

でもあなたは全てじゃない。
かろうじて私にとっての全てにはなり得ても、
あなたは私を含めた様々な要素と絡まりあってのものなのだから。

「あなたしか要らない」なんて
引いてはあなたを全否定しかねない。

「あなただけ居て欲しい」なんて
至るまでの多くを否定することになる。

それは壮大で観念的過ぎるかもしれない。
素直に言えばいいだけなのかもしれない。

あなたが好き。
あなたを愛してる。
だからこそ言えない。
「あなたが私の全てです」。

その時点で、あなたの構成要素を破壊しかねないと思うから。
私のために「あなた」を否定しかねないと思ってしまうから。





〜はにかみ〜
2006/07/02 05:46


あなたに買ってもらった指輪をつけて、
待ち合わせ場所に行くと、
あなたは必ず目を細めて、
柔らかな手つきでそれに触れる。

公衆の面前で人目が気になるから、
私はさりげなくその指を外すんだけど、
指よりもつけられた指輪に愛おしそうに触れる仕草が、
なんだか少し気に入らなくて。

指輪はあなたからの贈り物だから、
気付いてくれるのは嬉しいし幸せの形なんだけど、
本当に見て欲しいのは私なのにな。

でも、
あなたが指輪をいとおしげに触る仕草が優しくて、
つけている私に満足しているであろう表情が可愛くて、
ついついまた、指を遊ばせてしまう。

はにかんだあなたの表情が私の幸せだから、
指輪とふたつ、幸せの形を見られるのは、
本当に心から恵まれていることなんだろうな。





〜(波の音)〜
2006/05/25 01:01

信じるって、
愛することとおんなじなのかな。

君は私の気持ちを、
心地よく感じてくれているのかな。

信じるっていうことは、
裏切られないってことかな。
愛するっていうことは、
途切れないってことかな。

君が心地よさを感じてくれているなら、
私達は終わらないっていうことかな。

寄せては返す、波のように。



〜あい〜
2006/05/15 04:45


あなたと出会えてよかったと
思ったときは何度もあった

何度も繰り返しそう思ったけれど
心の芯から強く深く思った今日
今まで感じた以上の確かな思い

あなたといられて幸せだと
思える時間をたくさん過ごした

私の人生の一部に徐々にあなたが組み込まれていって
私の人生の深部にまで根がおろされていく
ひとつを共有することへの強い切望

今までもこれからも
感じ続けていくこの気持ちを
愛と呼ぶのなら
願いはふたつの生を
ひとつの愛で包み込むこと

私の人生の一部にあなたが組み込まれて
あなたの人生の一部に私が組み込まれて
いずれ根や枝が絡まったとき
「あなたと出会えて本当によかった」と
また大きく頷きあいたい